一口に性病と言っても種類がたくさんあり、検査する病気によって検体を取る場所も違います。
自宅で簡単に検査ができるSTDチェッカーは約20種類近く検査キットがあり、タイプ別にアルファベットで表記して分けられています。
今回は、タイプCやJの意味や男女別で人気のチェッカーを紹介します。
STDチェッカーはなぜ種類が多いのか
郵送型の性病検査キットの中で、最も種類が多いのがSTDチェッカーです。公式サイトを見てもたくさんありすぎて、どれを選んだらいいのか迷いますよね。
まずはSTDチェッカーの種類が多い理由からお話します。
検査できる病気が違う
タイプによって検査できる病気が違うため、病気に合わせてキットを作っているのです。そのため例えば、淋病用やエイズ用などと分けていることが関係しています。
病気の組み合わせの数だけキットが多い
STDチェッカーは1つのキットで複数の病気を同時に検査することができます。種類も豊富で、1つのキットでほとんどの性病を検査できるキットもあります。
検査できる病気の数に合わせてキットを選ぶことができるのが、STDチェッカーの特徴です。
STDチェッカーのタイプCとJって何?
STDチェッカーは男女別のものと男女共通で使えるものがあります。今回はその中でもタイプCとJの違いについてお伝えします。
タイプC(男性用)
男性特有の病気で内緒で検査したい病気の一つです。尿道炎の原因を詳しく調べたい男性におすすめのキットです。
クラミジア、淋病、マイコプラズマとウレアプラズマを尿を取るだけで検査することができます。
1キット12,100円で受けることができ、もし病気が見つかってもすぐに医療機関を紹介してもらうことができます。
タイプJ(男女共通)
エイズ検査単体の検査キットで、エイズ検査はいつの時代になっても行う人が多いです。結婚を控えたカップルが一緒にエイズ検査をすることもある、人気のあるキットになっています。
またエイズは感染していることに気づかず過ごしてしまい、パートナーに移してしまうこともあります。
値段は公式サイト価格で5,600円で、匿名で2人一緒に検査ができるのも大きなメリットです。
エイズに感染した疑いを持っているなら、ぜひ検査を受けてみてください。
男女別・人気のSTDチェッカー
ここからは、STDチェッカーの中で特に人気の検査キットをお話します。どのSTDチェッカーを買おうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
男性1位のタイプE
尿と血液で検査ができる検査キットで、クラミジア、淋病、エイズや梅毒、B型肝炎の検査を受けることができます。
特に梅毒は、近年になり再び感染者が増えつつあるので、少しでも気になるのなら検査しておくことをおすすめします。
男性2位のタイプP
感染しやすいクラミジアや淋病を調べることができるキットになります。
症状がない潜伏期間でも検査ができるのでオーラルセックスや通常の性行為を含め、最近感染の機会があった男性には、この検査キットがおすすめです。
女性1位のタイプQ
クラミジアや淋病、カンジダなどの代表的な病気を検査することができるキットです。
オーラルセックスをする機会が多い女性におすすめな、おりもの検査と喉の検査ができます。
キットの値段は11,275円で決して安くはありませんが、1度に複数の検査ができるのが大きなメリットです。
女性2位のタイプB
こちらもカンジダやクラミジアなどのおりもの検査ができるキットです。値段は7,425円と安いのは、検査方法が1種類のみだからです。
検査できる病気の数が同じでも、検査方法の数が多い程キットの値段も上がります。
「おりものがちょっと増えたかも…」「ニオイや色がおかしい」と少しでも気になることがあったら、検査してみることをおすすめします。
どの検査キットを買おうか迷った時は…
まずは体に異常があるかどうか自分の身体を調べてみましょう。
- ペニスに痒みや痛みを感じた
- ペニスに見覚えのないブツブツがあった
- 陰部に痒みやカリフラワー状のものができている
- おりもののニオイや色がおかしい
- 喉の奥が痛い
- お手洗いじ痛みが走る(男性に多い症状)
このような違和感があったら、STDチェッカーを使って検査することをおすすめします。
万が一性病だった場合、放置したままにすると病気が悪化することもあるので、早期発見と治療がおすすめです。
STDチェッカーは調べた病気に合わせて買おう(まとめ)
種類が豊富なSTDチェッカーは、色んな検査パターンに合わせて選ぶことができる検査キットです。
身体に少しでもいつもと違う異変を感じたら、早めに検査を受け病気が見つかったらすぐに治療をはじめましょう。
STDチェッカーは、誰にもバレずに検査することができますのでぜひご利用ください。